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特徴
いろんな機能をもったカラオケシステムです。
歌詞ファイルは、タイムタグ形式(kra,lrc) 、JoyHack形式に対応しています。音楽ファイルは、MPEG1を推奨していますが、スプリッタとffdshowがあれば、たいていの形式に対応しています。
詳しくは、マニュアルを読み進めてください。
機能一覧は、KISのマニュアルフォルダの機能一覧.txtにあります。
KISの楽曲データ構造
KISでは、これまでのスタンダートなデータ構造とは、ファイルの立ち位置が異なっています。一般的に用いられている形式からの推移を見てみましょう。
kra,lrc タイムタグ形式のデータ構造
これらの形式では、音楽データを読み込むと、タイムタグ付けされた歌詞データが存在すれば、読み込み、タイトル等の情報表示し、カラオケの表示を行っています。また、歌詞ファイルに、拡張されたタグで画像ファイルなどの、その他の機能への情報が付与されることもありました。
音楽ファイルが先に指定されるという点が、このデータ構造の特徴です。
JoyHack形式のデータ構造
JoyHack方式では、メタデータが記載されたカラオケ用の時間付られた歌詞ファイルを読み込みます。そして、そこに記載された音楽データを読み込み、先の歌詞に応じてカラオケ処理を行います。また、メタデータ内の記載に基づき、タイトル画像の表示を行うなどを行います。
KISでのデータ構造
KISでは、.kis形式のメタデータを用意しておき、それに基づいて読み込み処理を行います。歌詞ファイルとメタデータを分離することにより、kra形式とJoyHack形式を歌詞データとして読み込み処理ができるようになりました。KISの利用例
KISを持ち込んでカラオケ屋さんで使う場合の例です。
まず、ノートパソコンが一台なければ話になりません。用意しましょう。次に、テレビにパソコンの画面を送る。スピーカーから音を出す。この2点がまず重要になります。
テレビにパソコンの画面を送る方法。
テレビのD-Sub接続を使う
あまり無いことだが、カラオケ屋のテレビがものすごく良いテレビでD-Sub接続(パソコン用の接続)で繋がる場合は、ノートパソコンとテレビをD-Sub接続すれば、映る。ただし、部屋に入るまでD-Subがあるか分らないためリスクは高い。
ノートパソコンのS端子接続を使う
一部のノートパソコンには、S端子が存在します。このS端子とテレビのS端子を接続すれば、パソコンの画面をテレビに映すことができます。S端子はほぼすべてのテレビに搭載されているため、安全です。ですが、念には念を入れて、コンポジット(黄色)変換ケーブルを持っていくと、完璧です。
ダウンスキャンコンバータを使う
安全、かつ、画質が良いのは、ダウンスキャンコンバータを用いることです。ダウンスキャンコンバータは、パソコンからのD-Sub接続を入力とし、テレビ用の出力を行うものです。出力は、機種によって異なりますが、コンポジット出力とS端子出力があるものが多く、一部機種では高画質なD端子接続が行えるものがあります。IODATAのTVC-D4がオススメです。
あきらめる
歌うだけなら、そもそもテレビに出す必要性はありません。テレビの上や前にノートパソコンを置くだけ。コストパフォーマンスと設置のしやすさは最高。とりあえず試したいなら、これで大丈夫。
※ テレビ接続の際の解像度
よく知らない場合や、初めて行う場合には、解像度をVGA(640x480)とし、フルスクリーンにしてみるのが基本です。VGAが映ることを、確認したうえで、上位の解像度を確認していきます。
スピーカーから音を出す方法
とりあえず、3.5mmステレオミニプラグからRCAピンプラグに変換するケーブルがないと、話になりません。近くの電気店でお買い求めください。
DAMのアンプに繋げる
オススメ。DAM-A70以降のアンプ(DAMステーション設置店ならあると思う)は、裏に2個ずつRCA(赤と白の端子)が「入力」であって、ひとつ空いてるはずなので、そこに入れる。スピーカーからは、曲の音楽とマイクの音声がミックスされて聞こえる。
機種に依存するため事前調査が必要。懐中電灯を持っていくと完璧。テレビにつなげる
かなりの音質劣化になりますが、テレビにつなげちゃえばいいじゃんという考え方。画面を送る方法の「あきらめる」とセットで使うと格安で、すべての場合でいける。テレビからは曲の音楽が、スピーカーからはマイクの音声が聞こえる。
マイク端子にぶち込む
どうしてもスピーカーから音楽を出したいんです。そんなときは、ステレオピンプラグを、マイク端子に変換するコネクタを購入して使用しましょう。コネクタあるいは延長ケーブルで抵抗入りを選ぶことを忘れずに。
これをつかって、どこかのマイク端子を抜いて、代わりにこれを入れると、マイクが一本しか使えなくなることがあるけど、スピーカーからミックスされて聞こえる。音質はモノラルになるので悪い。ミキサーを持ち込む
最強。
※ 音楽接続の際の注意
ノートパソコンの出力ボリュームは最小にしておきます。また、アンプのボリュームも最小にしておきます。これは、接続時に大きな音が出たり、機器に負荷がかかることを避けるためです。
あとは、電源延長分岐ケーブルを持っていくとよい。
PC間の接続は、複数台PCのアドホックモードでも良いし、スイッチングハブ持ち込んで有線でも良いし、無線LAN持ち込んでもよい。
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