KIS マニュアル  #L1

目次

 

基本設定について

 KISには、いろいろな設定オプションが存在します。ここでは、基本的な設定項目を用いて、より良いKIS実行環境の構築を目指します。

 本頁で、設定といった場合は、KIS Managerの「設定を開く」から設定するものとします。

 

解像度設定

 KISは、出力解像度を変更することができます。
スタンダートな、VGA( 640x480 ) から、横が少し長い720x480など、いろいろ設定できます。

 単純に全画面にするよりも、最適な解像度を設定して全画面にしたほうが、たいていの場合、文字の鮮明さが上昇します。また、出力先画面の解像度に応じて、ワイド画面で出力するなどしたほうが、良い結果になります。 ただし、解像度を高くすればするほど、CPUにかかる負担は大きくなります。ご注意ください。

 また、横に長い解像度で出力したほうが、縮小なしで一行に表示される文字数が上がるため、結果的に見やすくなります。オススメは、720x480です。

640x480 デフォルト。

DVD相当の720x480。

1280x720。でかい。

 

 

 

 

 

フォント設定

フォント設定は、フォントの種類、太字の有無、斜体の有無、標準横幅、最大サイズを選択できます。

はじめに、フォントの種類、太字、斜体について説明します。
DefFont,DefFontBold,DefFontItalic で、これらを設定します。
DefFontの横についている、選択ボタンで、これらは設定できます。

ただし、KIS付属のフォント、しねきゃぷしょん、みかちゃん、MTたれ は、ウィンドウから選択できません。ご注意ください。

デフォルト: しねきゃぷしょん+太字

MS UI Gothic +太字

メイリオ(WindowsVista) +太字

推奨: HGS創英角ポップ体( MS Office ) + 斜体

 

 

次に、標準横幅について説明します。標準横幅とは、歌詞を描画する際の横幅を%で指定します。

80%。少し縦長になっています。JoyHackは結構縦長です。

縦長にすることで、一行にたくさんの文字を縮小なしで書けるようになります。
また、出力解像度と出力先モニタの縦横比があってないときに、あらかじめ、文字を縦長にしておくことで、ワイド画面に拡大されると通常の文字として出力されることが期待できます。

 

最大サイズは、MaxFontSizeで指定します。
最大は60です。

これを大きくすれば、出力文字が大きくなりますが、縮小される可能性が高まります。
つまり、短い文字と大きい文字の差が大きくなり、なんか変な感じになります。

60にしてみた例。
一行目と二行目で、サイズが違いすぎる。

そのため、40くらいが丁度良いくらいです。フォントによっては(メイリオなど)もう少しあげても良いかと思います。
また、これを変更する場合は、上の歌詞に下のルビが重なるなどする場合があります。
その際には、ViewRegionとLinesInRegionで調整できますが、LinesInRegionを変更することは、推奨いたしません。やむなく変更する際には、演奏データの中で行数変更の最大値を確認してから行うべきです。

詳しくは、#L2をごらんください。

 

カラオケパス通し

パスを通します。

KaraokePathに、探索するパスを記載します。複数のパスを指定できます。
相対パスの場合は、System40.exeからの相対パスで指定できます。

USBのHDDドライブを指定することもできますが、USB2.0以降の高速な接続で使用してください。
低速な接続で使用した場合、KISが落ちることがあります。

ここで指定したパスの中の構造については、ガイドラインを参照してください。

ここで指定したパスの中の楽曲一覧を取得したい場合は、ツールを利用してください。

 

 

 

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