System4.0で3Dダンジョンの描画
アリスソフトのRance6みたいな3Dダンジョンのシステムを作ってみました。…といっても、一見それらしく見えるだけで、いろいろと駄目駄目ですが。
そこで、そのダンジョンシステムを公開したいと思います。
ここでは、基本的な事のみを書くとして、DLL内部の事などは、上級者向けに回します。
まず、最初に説明しなくてはならないことは、DirectXを用いて描画を行っているということです。Rance6やGALZOOでは、ソフトウェアモードを別に用意して、貧弱な環境でも動作するようにしていましたが、Cの苦手な日曜プログラマーがフリーとして作った駄目駄目システムでは、Direct3Dを用いたモードしかありません。
そして、DirectX9に対応したグラフィックボードで無い場合は、速度がとっても遅くなります。それはもうびっくりするほど遅くなります。逆に対応したグラフィックボードだと、動きはなめらかに見えます。
さらに、階段はただの坂ですし、イベントの印はティーポットです。ドアも作れませんし、視点操作もありません。ついでに、全画面表示とウィンドウ表示を切り替えると止まります。画面の色深度が24bitか32bitでないと色が変になります。
もう一個書くと、DirectX9cが入っていても、August 2005版のアップデートがされてないと、System4.0が起動すらしなくなります。
それでも、なかなかに面白いなぁと思うので、このページを読んで誰か作ってみてください。
サンプルダンジョンと開発キットを含めて以下のアーカイブにしてあります。
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ダウンロード
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( CABファイル ： 4,258,080 バイト )
アリスソフトSystem4.0を使って開発しました
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SSはこちら
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/akt_trade/view?.date=20060307
MAPエディタのSSはこちら
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/akt_trade/view?.date=20060310
作り方は[ 開発用\readme.txt
]を読んでください。AdvFunction.jafの説明がありませんけど、良く読めばなんとかなるでしょう。また、自分でアドベンチャー用の関数群を持っている場合は、そちらを利用すれば良いだけの話です。
イベントマークは描画が重たいです。そのため、できるだけ同時表示個数は減らした方が良いかと思います。
また、MAP自体も小さめで作った方がよいです。全ての位置に設置した場合、大変重くなる可能性があります。
多くとも全体の1/3程度に収めておきましょう。
もっときちんとしたダンジョンのサンプルが欲しい場合は、Let's
Trade!をやってみてください。Extraの一つとして3Dダンジョンを用いたゲームを用意してあります。
もっと詳しい説明が欲しい場合は上級者向けのDirectXと共存を参照してください。
結論
いろいろと駄目ですが、少しでもSystem4.0を用いたゲーム制作をする人が増えれば良いですね。